25年ルール

最終更新日2016/05/19
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アメリカでは中古車を輸入する場合

通称25年ルールといわれる

「クラシックカー登録制度」があります

25年以上経過しているクルマは

排ガス検査なしでアメリカに輸入できるという制度です

私が車やバイクに憧れを持ち始めた小学~中学生のころ

一世を風靡していたのが日産GT-Rです

当時の日産が最先端技術の粋を結集して

開発したスーパーハイテク スポーツカーのGT-R

その中でもアテーサETSやRB26DETTなどを搭載して

89年に再登場したR32 GT-Rは

当時はもちろん今でも幅広い年齢層に大人気です

そんな日産のR32 GT-Rも発売から25年以上が経過しました

こうして25年ルールの条件を満たしたR32 をはじめ

他にもトヨタのスープラやマツダ RX-7等々

数々の日本の名車たちが25年以上経過した為

最近続々とアメリカに輸出されています

そうなると当然起こる現象がありますね

そうです!価格高騰です!!

GT-Rは走り屋に大人気だったので

ハードなチューニングやハードなドライブで

車体を酷使した個体が多い車種です

その為、程度のいい車両や

R32 GT-R NISMOのような限定車など

タマ数の少ないものに関しては価格がなんと

3倍以上になるケースもあるそうですΣ( ̄д ̄lll) 

もちろん程度によりますが32GT-Rの中古相場が

大体200万円前後として考えると

それが500~600万くらいになっているということでしょうか

業者がオークションでそんな金額で買って

いったい誰がいくらで買うんだよっ!ヽ(`Д´)ノ  

なんて思っていたら…

数か月前にコレクターズカーが出展されることで有名な

アメリカのRMオークションで

1989年式 初期モデルのR32 GT-Rが

8万2500ドルで落札されたというニュースを見ました

8万… (・ ・)え?

価格の表示を2回確認しちゃいました(゚Д゚;)

オークション当日のレートで換算すると1000万超えですよ!

あのR32が立派なクラッシックカーの仲間入りをしたんですね…

日本の名車が世界的に価値を認めらるのは嬉しいですが

過度の価格高騰は正直嬉しくないです

私はアメリカ製でも日本製でも車やバイクは旧車が大好きです

60年代の車体も所有していますが

他にも欲しい車両がいっぱいあります

もちろん全て手に入れる事は不可能ですが

昔からいつかは欲しいと本気で思っているものもあります

しかし最近はアメ車でも日本車でも

オールドカーは順調に価格が高騰していて

いつかどころか現実味が無くなってきてしまいました(TロT) 

もちろん波はありますから今がピークで

価格が落ち着いてくることも当然あります

できればある程度のラインまで戻ってから

落ち着いて欲しいですね(^_^;

そして日本の名車たちが海外に行ってしまうと

日本でのタマ数が減少してしま うので

できれば一時の儲けの為に海外に輸出を

やり過ぎないようにもしてもらいたいです

長い目で見れば日本国内で回ってる方が

商売的にもユーザー的にも良いと思うんですよね


自分はアメ車を輸入してるくせに!ヽ(`Д´)ノ  

なんて言われてしまいそうですけどね(;´▽`A``