アメリカでは中古車を輸入する場合
通称25年ルールといわれる
「クラシックカー登録制度」があります
25年以上経過しているクルマは
排ガス検査なしでアメリカに輸入できるという制度です
私が車やバイクに憧れを持ち始めた小学~中学生のころ
一世を風靡していたのが日産GT-Rです
当時の日産が最先端技術の粋を結集して
開発したスーパーハイテク スポーツカーのGT-R
その中でもアテーサETSやRB26DETTなどを搭載して
89年に再登場したR32 GT-Rは
当時はもちろん今でも幅広い年齢層に大人気です
そんな日産のR32 GT-Rも発売から25年以上が経過しました
こうして25年ルールの条件を満たしたR32 をはじめ
他にもトヨタのスープラやマツダ RX-7等々
数々の日本の名車たちが25年以上経過した為
最近続々とアメリカに輸出されています
そうなると当然起こる現象がありますね
そうです!価格高騰です!!
GT-Rは走り屋に大人気だったので
ハードなチューニングやハードなドライブで
車体を酷使した個体が多い車種です
その為、程度のいい車両や
R32 GT-R NISMOのような限定車など
タマ数の少ないものに関しては価格がなんと
3倍以上になるケースもあるそうですΣ( ̄д ̄lll) 
もちろん程度によりますが32GT-Rの中古相場が
大体200万円前後として考えると
それが500~600万くらいになっているということでしょうか
業者がオークションでそんな金額で買って
いったい誰がいくらで買うんだよっ!ヽ(`Д´)ノ  
なんて思っていたら…
数か月前にコレクターズカーが出展されることで有名な
アメリカのRMオークションで
1989年式 初期モデルのR32 GT-Rが
8万2500ドルで落札されたというニュースを見ました
8万… (・ ・)え?
価格の表示を2回確認しちゃいました(゚Д゚;)
オークション当日のレートで換算すると1000万超えですよ!
あのR32が立派なクラッシックカーの仲間入りをしたんですね…
日本の名車が世界的に価値を認めらるのは嬉しいですが
過度の価格高騰は正直嬉しくないです
私はアメリカ製でも日本製でも車やバイクは旧車が大好きです
60年代の車体も所有していますが
他にも欲しい車両がいっぱいあります
もちろん全て手に入れる事は不可能ですが
昔からいつかは欲しいと本気で思っているものもあります
しかし最近はアメ車でも日本車でも
オールドカーは順調に価格が高騰していて
いつかどころか現実味が無くなってきてしまいました(TロT) 
もちろん波はありますから今がピークで
価格が落ち着いてくることも当然あります
できればある程度のラインまで戻ってから
落ち着いて欲しいですね(^_^;
そして日本の名車たちが海外に行ってしまうと
日本でのタマ数が減少してしまうので
できれば一時の儲けの為に海外に輸出を
やり過ぎないようにもしてもらいたいです
長い目で見れば日本国内で回ってる方が
商売的にもユーザー的にも良いと思うんですよね
自分はアメ車を輸入してるくせに!ヽ(`Д´)ノ  
なんて言われてしまいそうですけどね(;´▽`A“

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